来迎寺境内のご紹介

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弥陀三尊仏立像(寛文六年 1666年)

大仏師 藤井春次作
木立像二尺六寸 

本堂正面の来迎寺のご本尊であります。
元々は上ノ山寿光寺のご本尊でありましたが明治時代初期の廃仏毀釈により寿光寺が廃合され、来迎寺が弥陀三尊立像をお迎えすることになりました。
下品上生のお姿で私たちを救済してくださる仏様です。

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弥陀三尊仏立像(鎌倉時代初期)

木立像一尺七寸

本堂正面から見て左脇檀に位置する元本尊で、社家の念持仏でもありました。
脇侍の観音、勢至菩薩が逆になっている珍しい仏様で、快慶作にもみられたことから慶派の流れを汲んだ作と考えられています。

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閼伽井(あかい)

寺脇にある閼伽井は松尾井戸町の住民に美味しい水として親しまれています。
水道のない時代は生活用水として使われていました。

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石仏井戸弁財天坐像

長岡和慶作

琵琶湖の守り仏、竹生島の本尊立像弁財天の両横に戦国大名浅井長政と久政が奉納された宇賀弁才天を模したもので水の大切さを後世に伝えたく建立いたしました。

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地蔵堂



門を入って右側のところに地蔵堂があります。10体の石仏のお地蔵さんが安産・子育てを祈り安置され、地元の方々の日参があります。
8月23日には地蔵盆を盛大に行っています。

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四天王立像

総丈三尺

本尊である弥陀三尊仏の四方を四天王(東・持国天、南・増長天、西・広目天、北・多聞天)がお守りくださっておられます。
永平寺の四天王像を模したものです。

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釈尊四大事欄間

      大野秋次作

釈尊の降誕・成道・初転法輪・涅槃という四大出来事を欄間にしたものです。
中央には観音勢至が飛天となって来迎引接されているお姿をあらしています。

来迎寺 主な活動

◆法然上人改葬荼毘追慕行脚お立寄り所

毎年1月24日に約250名の法然上人門下の青年僧が太秦西光寺から総本山粟生の光明寺まで約15キロの行程を念仏行脚します。その際、来迎寺はお立寄りとして住職をはじめ檀信徒がおにぎりやお茶をお出しして休憩していただきます。

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◆なもてい

地域の癒しの空間を提供するため、常にお寺を開放し珈琲やお抹茶、お菓子などを300円でおもてなしをいたします。

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◆お茶会

毎月最終週の火曜または木曜日の14時からお茶会と茶話会を行っています。
ボランティアで表千家の先生がご指導いただいています。誰でもご自由にご参加できます。参加料は500円です。日時については年間行事表または山門の看板にて毎月お知らせいたします。

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